先週、地方競馬のワイドで7レースを買いました。結果は4レース的中。勝率でいえば57%です。
それなのに、投資1,700円に対して払戻は1,160円。回収率は68%でした。
「当たってるのに、なぜかお金が減っていく」。もしあなたにも同じ感覚があるなら、それは予想が下手だからではありません。原因はほぼ確実にトリガミです。
この状態を放置すると、怖いのは「負けている自覚がないまま」資金が削れていくことです。的中の通知は気持ちいい。だから買い方を見直すきっかけがなく、月末に通帳を見て初めて気づく。そこで取り返そうと金額を上げると、競馬は一気に「副業」から「ギャンブル」に戻ってしまいます。
逆に言えば、トリガミの仕組みさえ分かれば、対策は馬券を買う前の10秒で終わります。予想力を鍛える必要はありません。
この記事では、僕自身の先週の全成績(外れもトリガミも全部)を材料に、ワイドでトリガミが起きる理由と、その場で使えるチェック方法をまとめます。今週末の地方競馬で同じ負け方をしないために、馬券を買う前に読んでおいてください。
トリガミとは、馬券は的中したのに、払戻金が投資額を下回ることです。「取りガミ(取って損する)」が語源と言われています。
たとえば10/16の名古屋10Rでは、ワイド3点(300円)を買い、本線のワイド6-3が的中しました。ところが配当は190円。
➡ 投資300円 − 払戻190円 = −110円
「的中」なのに、財布の中身は減っています。当たった1点で、外れた2点分の代金を払いきれなかったわけです。
このレースの詳しい内訳は回顧記事に残しています。
👉 【的中・回収率63%】10/16(金) 名古屋10R 菊花開特別A3
数字を隠すと意味がないので、そのまま並べます。
✅ プラス
⚠️ 的中したのにトリガミ
❌ 不的中
📊 合計
不的中の3レースは、軸馬が3着を外したケースです。これは予想の問題なので、次の予想で修正していきます。問題はトリガミの3回で、こちらは予想が当たっていても防げなかった負けです。
答えはシンプルで、人気馬同士のワイドは配当が安いからです。
先週トリガミになった3レースの的中配当を見てください。
🐴 10/21 門別11R ➡ 1番人気が1着 ➡ ワイド130円
🐴 10/20 金沢10R ➡ 1番人気1.6倍が軸 ➡ ワイド170円
🐴 10/16 名古屋10R ➡ 1番人気1.7倍が1着 ➡ ワイド190円
ワイドは「選んだ2頭が3着以内」で当たる、的中しやすい券種です。だからこそ、上位人気の2頭を組み合わせると、配当は100円台まで下がります。
一方で、こちらは買い点数の分だけ投資が必要です。
本線1点の配当がこのラインを下回っていたら、レースが始まる前からトリガミは確定しているのです。
僕は9月にも、1番人気同士のワイドが最低配当100円になるトリガミを経験しています(9/9 門別12Rの回顧)。同じ失敗を繰り返していたということです。
先週唯一プラスになったのが、10/14の名古屋11R(回収率223%)です。
🥇 1着 ➡ △押さえの馬(7番人気・単勝27.9倍)
🥈 2着 ➡ ◎軸馬(1番人気)
🥉 3着 ➡ ▲
➡ ワイド530円+140円 = 300円が670円に
注目してほしいのは、本線(◎-▲)の配当は140円だったことです。本線だけなら、このレースもトリガミでした。回収率を作ったのは、人気のない「押さえの1頭」だったわけです。
👉 【的中・回収率223%】10/14(水) 名古屋11R 初紅葉特別A4の回顧
ここから言えるのは、ワイドで勝つには「当てる」だけでなく、配当が点数を上回る組み合わせを、買う前に選んでおくことが必要だということです。
トリガミ対策は、難しい計算はいりません。発走前にオッズ画面を開いて、次の3つを確認するだけです。
ワイドのオッズは「1.5〜1.9倍」のように幅で表示されます。下限の数字を見てください。最悪の場合の配当がこれです。
たとえば3点買いなのに本線の下限が1.6倍なら、当たっても160円。300円に届きません。
見送りは負けではありません。手堅く続けるための「規律」です。
もう少し踏み込んだ計算方法は、スマホの電卓だけでトリガミを防ぐ記事にまとめています。ワイドBOXで頭数を増やしすぎる失敗については、ワイドBOX6頭買いとトリガミの記事も参考になるはずです。
Q. ワイドで当たったのに損をするのは普通ですか?
A. 人気馬同士を何点も買っていると、かなりの頻度で起きます。僕自身も先週は的中4回のうち3回がトリガミでした。
Q. トリガミを完全になくすことはできますか?
A. 「本線の下限オッズ × 100円 ≧ 点数 × 100円」を満たす買い方だけに絞れば、本線が当たったときのトリガミは防げます。ただし押さえだけが当たるケースもあるので、ゼロにはできません。
Q. 点数を減らすと的中率が下がりませんか?
A. 下がります。ただ、的中率が高くても回収率68%なら資金は減り続けます。副業として続けるなら、見るべきは的中率ではなく回収率です。
ここまで読んで「理屈は分かった。でも平日の昼に、毎レース発走前にオッズを見て計算するのは無理」と思った方も多いと思います。
僕もそうでした。だから、地方競馬のAクラス戦に絞って、印・ワイドの買い目・点数まで決めた状態で毎日noteに出しています。翌朝には結果と回収率も出します。トリガミの日も、0%の日も、全部そのままです。
まずは成績を自分の目で確かめてください。
👉 【リアルタイム更新中】競馬予想結果・的中実績まとめ|勝率と期待値の証明書
ワイドの買い方・点数の絞り方・資金管理までを1本で身につけたい方は、こちらにまとめています。
👉 【回収率1000%超えも】競馬で「楽に」勝つための究極の馬券術・資金管理・マインドセット完全版
「当たってるのに減る」を、今週で終わらせましょう。