今年のオークスの最大のポイントは、桜花賞馬スターアニスの取捨だろう。ただ、結論を先に言えば「消し」であり、そこで迷うこともなかった。最大の不安点は血統である。スターアニスの父ドレフォンは、16年のBCスプリントを制した名スプリンター。産駒はジオグリフやミッキーファイトなど中距離でも大活躍しているが、それは牡馬に限った話。牝馬の芝の成績を見ると、JRAでの36勝のうち、実に34勝がマイル以下。対照的に2000m以上は延べ61頭が出走しながら未勝利。それどころか馬券に絡んだ馬すら1頭もいないのだ。このデータだけで、スターアニスは〝赤信号〟である。確かに高野師や松山騎手は2400mをこなせても不思議ないという趣旨のコメントを出しているが、戦前に「距離はこなせません」と言うはずがない。知将・高野師が1200mでデビューさせたという事実が全て。2400mはハッキリと長いと断言しておこう。