英エプソム競馬場での英ダービーコースはスタートから950m地点までに40m近く坂を上るレイアウトなのでスタミナ的に非常にタフなコースと言われていますが、実際のところこの坂に見合った、あるいはそれ以上に緩いペースでレースが進むことがほとんどであり、中間点辺りまでに要求されるのは遅い流れを上手に走れるかどうかという部分。最も適性力が試されるのは1000m以上にわたる後半の下り坂。最後の直線は約600mあり、その前の下りの4コーナーから一気にスピードアップするケースが多くラストスパートではロングスプリント能力が要求されるのが実態です。伸びを欠く馬たちのほとんどは距離が壁になったというよりも脚を使うタイミングが早過ぎて後半失速してしまう形となっています。