結論から書きます。リーディング3位・望月洵騎手の手綱を評価して軸に据えた◎8番ドナギニーは、最終的に単勝1.4倍まで支持を集めながら4着。勝率トップの渡邊竜騎手を買った○9番マルカラピッドは7着、2度やられた"天敵"として相手に必ず入れた▲10番バックパックは9着、穴の6番ゴーゴーバースデイも5着と、印を打った4頭がすべて馬券圏外に沈みました。勝ったのは、これまでバックパックで2勝を挙げていた馬渕繁騎手が乗る2番人気の1番グスタール。2着に4番人気7番ダイチラポール、3着に3番人気5番チュウワスプリングが入り、買い目6点は全滅。投資600円に対し払戻0円、回収率0%です。
事前予想記事はこちら
こちらの記事が人気です。競馬は「勝つこと」よりも「負けないこと」が大事だと考えてます。
負けたくない方におすすめです。
本題に入ります。
◎ 本命:8 ドナギニー(4着)
○ 対抗:9 マルカラピッド(7着)
▲ 単穴:10 バックパック(9着)
穴:6 ゴーゴーバースデイ(5着)
危険な人気馬:10 バックパック(9着/単系の軸にはしないという判断自体は結果的に正解)
勝ったグスタールは59kgのトップハンデを背負いながら、上がり3F 37.7はメンバー最速。2着ダイチラポールとは1/2馬身差、3着チュウワスプリングはさらに3馬身離されており、上位2頭が完全に抜け出したレースでした。◎ドナギニーの上がりは38.4で、チュウワスプリングからさらに1馬身後ろ。勝ち馬とは1.0秒差がついています。
ワイド 8-9(本線)…… 100円 → 不的中(8番4着・9番7着)
ワイド 8-10 …… 100円 → 不的中(8番4着・10番9着)
ワイド 9-10 …… 100円 → 不的中(9番7着・10番9着)
3連複 8-9-10 …… 100円 → 不的中
3連複 8-9-6 …… 100円 → 不的中
3連複 8-10-6 …… 100円 → 不的中
投資600円 / 払戻0円 / 収支マイナス600円 / 回収率0%(取消・除外・競走中止はなく、返還対象なし)
検証1:◎8番ドナギニー、1.4倍の支持に応えられず4着
事前の記事でも「最大のリスクは笠松初出走であること」と書いていましたが、そのリスクがそのまま表面化した形です。上がり3Fは38.4と極端に悪いわけではありませんが、勝ち馬の37.7には遠く及ばず、3着争いにも1馬身届きませんでした。前走の牝馬オープン6着からの巻き返しを「クラス慣れ」と「望月騎手への戻り」で説明しましたが、初コースという変数を騎手の信頼度で上書きしすぎたのは反省点です。単勝1.4倍という数字は、そのまま「馬券圏内の確率」を意味するわけではありません。
検証2:勝ったのは「バックパックを降りた」馬渕繁騎手
今回もっとも悔やまれるのがここです。予想記事では「バックパックの2勝はいずれも馬渕繁騎手とのコンビ。今回はリーディング100位圏外の深澤杏騎手への乗り替わり」と書き、バックパックの評価を下げる根拠にしていました。ところが、その馬渕繁騎手が今回乗っていたのが1番グスタール。つまり、「主戦がどの馬を選んだか」という情報を、乗り替わった側からしか見ていなかったわけです。
結果、バックパックは9着、馬渕繁騎手のグスタールが1着。乗り替わりの判断そのものは正しかったのに、その"裏返し"にある「主戦が乗り換えた先の馬」に一切印を回していませんでした。9/10のススキ特別の回顧では無印のバックパックに勝たれましたが、今回は同じ騎手の"別の馬"に勝たれたことになります。
検証3:「100位圏外騎手の馬は軸候補から外す」ルールの副作用
1番グスタール・4番センゴクブショウ・7番ダイチラポールは、騎手がリーディング100位圏外という理由でまとめて評価を落としていました。ところが1着と2着はそのうちの2頭です。グスタールは「笠松で12勝を挙げている実力馬なので、先行争いが落ち着いた場合の怖さは頭の片隅に置いておく」とまで書いておきながら、買い目には1点も入れていません。
「圏外騎手の馬は軸にしない」というルールは妥当ですが、それを「相手にも入れない」まで拡大してしまったのが今回の敗因です。軸を決めるルールと、相手を決めるルールは別物として扱うべきでした。
検証4:○9番マルカラピッド・▲10番バックパックの共倒れ
好位から差す形を期待した○マルカラピッドは7着、上がり39.0で伸びを欠きました。▲バックパックは9着で、深澤杏騎手への乗り替わりで評価を下げた判断は結果的に当たっています。ただ、それでも「相手には必ず入れる」としてワイド2点・3連複2点に組み込んでいたため、6点のうち4点にこの馬が絡んでいました。「危険」と判断した馬に買い目の3分の2を預けていたのは、組み立てとして矛盾していたと言わざるを得ません。
主戦騎手が降りた馬を割り引くなら、その騎手が選んだ馬は逆に評価を上げる材料になります。今回の馬渕繁騎手→グスタールは、まさにその典型でした。乗り替わりは片側だけ見ても半分の情報しか得られません。
リーディング圏外騎手の馬を軸から外すのは正しい判断です。ただし、当地で12勝しているような実力馬まで相手から消すと、今回のように1・2着を丸ごと取りこぼします。相手選びでは騎手データより馬の当地実績を優先させる、という線引きが必要でした。
▲バックパックは単系の軸にはしないと決めたにもかかわらず、6点中4点に絡めていました。評価を下げた馬は1〜2点の押さえにとどめ、残りの点数を別の候補(今回ならグスタール)に回すべきでした。
8/28の秋嵐特別の回顧に続き、笠松の11Rで2度目の全滅です。軸の信頼度を騎手データで測るロジック自体は変えませんが、「主戦騎手の乗り換え先」と「当地実績の厚い馬」は、騎手の順位に関係なく相手候補として必ずチェックするよう手順を見直します。負けた回もすべて「【リアルタイム更新中】競馬予想結果・的中実績まとめ」に残しています。