世界の頂点を決める、ダート2000mの究極決戦。米国競馬が誇る圧倒的なスピード。世界を転戦して磨き上げられた持続力。そして、日本競馬が積み重ねてきた挑戦の歴史。そのすべてが、キーンランドの舞台で交錯する。
2025年、フォーエバーヤングは日本調教馬として初めてBCクラシックを制した。しかし、歴史をつくることと、歴史を守り抜くことは違う。今年立ちはだかるのは、米国年度代表馬ソヴリンティ、ケンタッキーダービーとベルモントSを制したゴールデンテンポ、そして圧倒的なスピードを武器に台頭するナイツブリッジ。世界一の馬が集まる場所で、もう一度世界一になる。その難しさこそが、BCクラシックの価値を物語っている。
ただし、今回の予想で重視するのは、実績や知名度だけではない。勝負どころで加速できるか。速い流れを追走しても末脚を失わないか。最後の直線で、もう一段ギアを上げられるか。本当に強い馬とは、速い馬ではない。最も苦しい場面で、なお加速できる馬だ。今回も独自の「アガ理論」を用い、出走馬の能力を徹底的に比較する。